お役立ち情報

因島青果の青果アドバイザーMが教える
飲食店お役立ち情報

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ★因島青果の青果アドバイザーMが教える、飲食店お役立ち情報★
  4. 安くて優良な仕入れ業者の探し方!お店経営で安定して品物を仕入れる方法

安くて優良な仕入れ業者の探し方!お店経営で安定して品物を仕入れる方法

飲食店にとって仕入れはなくてはならない業務の一つですよね。特に毎日使う食材だからこそ、少しでも安いところから仕入れたいと考える方も多いはず。近年では、卸売会社や仕入れ方法が多様化していることから、どの仕入れ先を選んだらいいのか悩ましいところです。特に飲食店をこれからはじめようと考えている方にしたら、お店の経営上から見ても仕入れ先は慎重に選ばなくてはなりません。

今回は、仕入れ先の卸売会社の種類について解説しつつ、どのように探して選べば最適かをご説明いたします。食材を選ぶときの目利き同様に、仕入れ先の目利きも経営者にとって重要です。

■卸売会社の特徴と種類を確認
飲食店を経営する上で、食材を仕入れることは最優先事項です。仕入れ先の卸売会社によって仕入れる品や量が変わることもあり、選定する際には慎重に選ぶことが重要視されます。まずは大まかに卸売業者の特徴と種類について解説します。

●総合卸
生鮮食品はもちろん、乾物や調味料といったものまで幅広く取り揃えている総合卸業者。さまざまな飲食店と取引があるので、最新では注文を受けるだけでなく、新しい食材やメニューを提案する「提案型」の業者も増えてきています。小ロットで幅広い食材を仕入れたい場合でも、対応してくれることもあります。

●専門卸
和食や洋食、中華やイタリアンなどジャンルを絞って営業する飲食店の場合、その業態に合った仕入れが必要不可欠です。そんな時に活用したいのが、各種ジャンルの食材の品揃えに重視した専門卸です。ジャンルにこだわって仕入れたい、専門的な食材について相談したい場合など、専門卸で仕入れるとスピーディーに対応してくれます。

●食材別の卸
肉や野菜など、それぞれの食材に特化した卸売業者もあります。とんかつ屋や焼肉屋の業態で新鮮なお肉を仕入れたい場合や、ベジタリアン向けのメニューで野菜だけ仕入れたい場合など、目的に応じて食材を発注することが可能です。

卸売業者によって強みのあるジャンルが異なってくるので、必要となる食材の種類や分量を考慮して選ぶようにしましょう。

■必要な仕入れを見極める!
実際に仕入れ先会社を探す前に、まずは自身のお店でどのような品物がどのくらい必要なのか確認しましょう。

●必要となる食材をチェックする
まずは実際に提供するメニューから、必要不可欠な材料をリストアップしていきます。そして、卸売業者から仕入れたい食材を選り分けていきます。卸売業者を介せず近くで手に入るものなら、事前にリストから除外しておくと分かりやすくなります。

●こだわる部分を考える
飲食店を経営していく上で、食材のこだわりは重要です。なるべく他店とは違った食材を使ったメニューを考案すれば、より集客力につながっていきます。例えば「オーガニックの食材のみを使用したい」とか、「地元で採れた野菜を使いたい」などお店のウリを考えたメニューとそれに合ったこだわり食材を仕入れられる卸売業者を探しましょう。

●大体の予算を決める
必要な食材、お店のこだわりが決まったところで、実際に仕入れるための予算を決めていきます。予めここまでという予算を決めておかないと、あとで採算が合わなくなってきてしまいます。まずは、メニューの価格を設定し、そこから原材料費を計算してみてください。原材料費は基本的に原価率20〜35%前後で考えておくといいでしょう。原価率が高すぎると売り上げにつながらず、ノリノリメニュー自体の価格を引き上げなければならなくなるので要注意です。

■必ずしも安い業者が良いというわけではない
お店にとって食材の仕入れ価格が安ければ安いほど助かりますが、必ずしも安ければ良いというわけではありません。高いものだから良いといわけでもなく仕入れる時は複数の業者から同じ食材の見積もりをとって比較すると良いでしょう。また業者によっては相場価格のカタログを用意しているところもあるので、取り寄せて比較するとなお安心です。なるべく定期的に仕入れる食材だから安い方をよく見てしまいがちですが、注意が必要です。

■価格と品質が見合っていか見極める
品質は手の抜きたくない部分の一つと言えます。品質が悪いと味や食感などに影響が出てきます。卸売業者の中でもサンプル品を見せてくれる業者もあるので、直接自分の目で確かめ、高品質で安全な食品を見極めて選ぶようにしましょう。

■安定した商品の供給
数量限定で付加価値をつけたメニューでお客さんの引きを狙う戦略もいいですが、人気のあるメニューがすぐに売り切れてしまうのはお店の評判を落としかねません。食材を安定して供給してもらえるよう、卸売業者も柔軟な取引ができる会社を複数から選ぶようにしましょう。長く付き合うことでより融通をきいてもらえるようになったり、交渉しやすくなるのでいい関係を築く努力も必要と言えます。

■創業年数が長ければそれだけ信用度も高い
創業年数が長ければ、それだけ地域との繋がりも深く、信頼度があります。そうした卸売業者は、市場にも顔がきき良い食材を大量に仕入れてくれます。大量に食材を仕入れられればそれだけ1つ単価が安くなることがあります。信頼度から生まれる低価格は魅力的です。

■地域を絞った卸売業者なら送料も安くなる
地域を区切って営業している卸売業者なら、移動距離が限られているので送料の交渉も可能です。例えば自分のお店の近くに食材を卸しているのであれば、ついで配送することができるのでその分送料も安くてすむはずです。

■まとめ
お店の売り上げを考えたら、なるべく安く食材を仕入れたいと考えるのは当たり前です。しかしお店の評判のことも考えるなら、こだわりや品質も保持したいところです。安くて良い品であれば最高ですよね。そんな食材を仕入れるために複数ある卸売業者を見極め、信頼関係を築くことは重要です。信頼関係を築く上で、担当者との交渉時は丁寧な対応をするよう心がけましょう。卸売業者の担当者としっかりと信頼関係を築くことができれば、何よりも強い味方になってくれます。

例えば、他店より早く新しい食材の情報をくれたり、何かと融通をきかせてくれたり、有事の際の即日対応などより良いビジネスパートナーとなってくれるはずです。

「因島青果」なら、他の卸売業者と違って青果の卸に大きな強みを持っているので、青果の仕入れ先を検討している人に特にオススメです。デメリットの要因でもある小ロットにも対応し、もっとも小ロットなら白菜半分から配達が可能という強みもあります。また今の時期、食材の産地はどこのが良いのか?、お得な野菜は何か?など日々変動する福山市場の野菜の相場を知ることもできます。

また品質に不安がある人も、目利きのプロフェッショナルたちが揃う「因島青果」は、福山市場内を早朝3時から良い品をよりリーズナブルで提供できるよう駆け巡っています。おいしくて長持ちしやすい厳選した食材をよりリーズナブルな価格で提供してくれるので、安心です。

さらに突然の深夜の発注にも対応可能で、前日12時までのFAX発注で、翌日朝には必ず新鮮な青果を届けてくれます。備後地区に特化した総合青果店だから、有事の際でも、よりリーズナブルな価格でより品質の高い食材を提供できるのです。

因島青果 相場表やお問い合わせなどはコチラから!