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カタログやネット通販を利用して食材を仕入れる際のメリットとデメリットとは?

ひと昔前に比べ今はネット社会と言われるほど、パソコンもスマートフォンも充実している中、食材を仕入れる際に、仕入れサイトを利用する機会も増えていると思います。サイトから購入する際、どんなことに気をつければいいのかはじめて取引するときは慎重になりますよね。

仕入れと一言で言ってもさまざまな手段があり、品揃えが良いのはもちろん、決済の方法や価格帯など千差万別です。飲食店にとって食材は生命線だからこそ、慎重に仕入れ先は選びたいところです。

食材を選ぶ時、目利きしながら慎重に選ぶのと同様に、仕入れ先も自分の店舗に合ったスタイルを選ぶことが重要です。お店を新たに始める人は、店舗を作り上げていくのと同時に、また現在お店を経営しているいる人は、今だからこそ見直すのもいいかもしれません。

■仕入れサイト

●カタログ通販を利用して電話やFAXで注文する

品揃え▲ 価格▲ 配送○ 手軽さ○

カタログ通販では、欲しい商品を選び、電話やFAXで発注するという流れが一般的です。慣れてくると、どのページにどの商品があるかなどがすぐに分かるようになりますが、そこに行き着くのに付箋をしたり、ページを折ったりしておくなどの事前にやっておく必要があります。閲覧しやすい・検索しやすいなどカタログだからこその利便性や、価格も掲載されていることが多いので、メニューの原価計算がしやすかったりもします。

問題があるとするとカタログを置いておくスペースが必要なのと、いちいちカタログから番号を控えたり用紙に書いたり、使っているうちにカタログが汚れてしまったりという不便な点があります。

●カタログ通販の強い部分
・カタログの種類によっては幅広い商品のラインナップの中から食材を選ぶことができる。
・カタログと電話だけあれば注文できるので、スタッフ誰でも注文ができる

●カタログ通販の弱い部分
・新商品や季節の商品などの情報が手に入らないので、メニューに取り入れることができない
・価格が固定されているので、値下げなどのセールが一切ない

●インターネット通販でWEB上で調達する

品揃え○ 価格▲ 配送○ 手軽さ○

食材も今やネット通販で手に入れる時代。好きな場所で好きな時間にスマートフォンやパソコンから欲しい商品を探して、クリック一つで注文できるので、とても便利です。昨今では、業務用食材を専門に扱うネット通販もあるため、飲食店を経営する人たちの間では、重宝されているようです。デジタル化されているのでスピーディーな配送や季節などに合わせた特集やセールなどもあったり、新商品の情報がいち早く更新されたりと新しい情報が得られるのが大きな特長です。

しかしスマートフォンやパソコンの操作に慣れてない人からは、少しハードルが高かったり、手に入れたい商品が複数あったりすると、いちいちサイトのページを開いては戻ったりなど、細かな作業に不慣れな人からは敬遠されがちです。

また産地は違うものの同じ商品などを取り扱っている場合、どれが自分のお店のメニューに適しているのかなどあれこれ悩んでしまい、結局注文出来ずじまいになってしまうという懸念点もあります。

●ネット通販の強い部分
・最新の商品などの取り扱いが早い
・カタログ以上に取り扱っている商品が豊富

●ネット通販の弱い部分
・発注者が住んでいる市区町村と販売元が遠いと配達まで時間がかかる
・実物をしっかり自分の目で確かめてから購入できない

■カタログ・ネット通販のメリットとデメリット
カタログ通販とネット通販の大きなメリットは、「24時間いつでも注文できる」「豊富な品揃え」の2つと言えます。日中、忙しすぎて食材を発注ができなくても夜に注文できたり、注文方法などを知っているスタッフなら誰でも注文できるなど利点もあります。

しかし利点ばかりではなく、様々な商品を扱っているからこそ探しにくかったり、産地がいろいろあって選べなかったりもします。同じ商品で産地が違うとなると、どこの商品が一番自分のお店で提供するメニューと相性が良いか分からなくなってしまいます。しかもネット通販でよく見かける、タイムセールや値下げ品などの文字を見てしまうと、ついつい必要のない物まで購入してしまう・・・なんてことにもなりかねません。そうなると必要なかった商品分が在庫となってしまい、結局ロスが発生することとなります。

さらに、鮮度に限りがあるものだと、その日中に欲しくても結局手元に届くのが明日以降になってしまったら、使い物になりません。また人同士、顔を合わせて取引ができない分、融通がきかないのもデメリットの一つです。食材を扱うからこそ、信頼できる仕入れ先を選ぶようにしましょう。

■合わせ技という仕入れ方法も
それぞれ仕入れ先にメリット・デメリットがあるため、理想を追求するのであれば、仕入れ先を複数検討するのも一つの手です。

例えば、メインの仕入れ業者とは別に、欲しかった商品がなかったりした時のおさえとしてカタログ通販やネット通販を利用すると便利です。

また鮮度を考えるのであれば、野菜や肉魚などは新鮮なものは仕入れ業者から仕入れ、その他、日持ちするものだけカタログ通販やネット通販を利用するという方法などもあります。それぞれ足りない部分を補う形で仕入れ方法を検討してみるのも良いでしょう。

■仕入れサイトから発注するときの注意点とは?

食材の仕入れに失敗してしまうと、在庫ロスも増え経営状態を圧迫してしまいます。カタログ通販やネット通販で鮮度に限りがあるものを注文し、それが届いて開けたらダメだったので、お店を開けれませんは、通用しません。

しかも、ネット通販ではありがちな突如前触れもなくサイトがなくなっていた、なんてことも起きかねませんし、実際そういったケースも多々にあります。またカタログ通販やネット通販などのサイトを運営している人と密に連絡を取ることができないので、いざという時に困りますし、顔が見えない分、不安が大きくなります。

特にネット通販の場合だと、食材を仕入れてくる人とサイトを運営している人が違っていたり、問い合わせもまた別の人だったりと、信用度はかなり欠けてしまいます。

■まとめ
カタログ通販やネット通販では顔が見えなかったり、実際の商品が届いてからでないと手にとって見ることができませんが、「因島青果」なら信頼できる強い味方になります。毎日新鮮な食材を届ける安心感と、顔が見えるからこその信頼度、さらにいざという時に頼れるのはカタログ通販やネット通販にはない強みの一つです。

また他の仕入れ業者と違って大きなデメリットでもある小ロットにも対応し、もっとも小ロットなら白菜半分から配達が可能ですし、しかも地域密着型なので、親身になって対応可能です。また今の時期、食材の産地はどこのが良いのか?、お得な野菜は何か?など日々変動する福山市場の野菜の相場を知ることもできます。

また品質に不安がある人も、目利きのプロフェッショナルたちが揃う「因島青果」は、福山市場内を早朝3時から良い品をよりリーズナブルで提供できるよう駆け巡っています。おいしくて長持ちしやすい厳選した食材をよりリーズナブルな価格で提供してくれるので、安心です。

さらに突然の深夜の発注にも対応可能で、前日12時までのFAX発注で、翌日朝には必ず新鮮な青果を届けてくれます。備後地区に特化した総合青果店だから、有事の際でも、よりリーズナブルな価格でより品質の高い食材を提供できるのです。

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